事故車も高く売る！
車の事故には単独で起こしてしまった自損事故と、それに対して自動車同士の事故にも物損事故、人身事故などいろいろケースバイケースとなります。普段起こることではないものなので、事故が起こったときに対処をサクサクとできる人はほとんどいません。しかし後になって事故車を廃車せずに、もっと冷静に考えて事故車買取業者に頼んでお金に換えれば良かったなど思うこともあるのです。
劣化に注意
後々になって廃車せずに事故車買取を考えるべきだったと考えられるようになれば、事故のショックも和らいだということかも知れません。しかし事故車は修復する場合でも、あるいは部品だけを再利用する場合でも、劣化のことを考えると出来るだけ早い対処が重要です。
どんなにひどい事故車であっても、部品や必要なところは少しでも早く回収した方が、劣化が少なく買取価格も高くなるのです。そのため事故のショックから立ち直ってからではなく、事故を起こしたらできるだけ早く査定を受けることをおすすめします。
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事故車買取業者と中古車買取業者の違い
事故を起こし修復歴があっても、修復してあれば中古車買取業者は買取してくれます。ただし買取価格は相当ダウンすることも覚悟が必要です。そのため事故車を中古車として売るために、修復することはおすすめできません。
その点、事故車買取業者は、事故の状態そのままの買取が可能なのです一般中古車業者は短期間に整備、修復を行ってオークションで転売したり、自社の販売ラインに乗せて少しでも早く売ることが目的です。そのため余分に手間のかかる事故車などは必要としません。
しかし事故車買取業者の方は、逆に手間のかかる事故車を上手に修復して、修復歴ありの車として販売したり、部品を取り出して販売します。つまり同じように中古車を扱う業者ですが、ビジネスとしてはまったく違うと言えます。だからこそわたしたちはどちらの業者を利用するか、車の状態で選ぶことが大切なのです。
火災車両は買取ok？
火災車両というと住宅火災による車の火災、事故などによる火災、エンジンなどから出火した火災など、いわゆる燃えてしまった車両についての事故車買取について考えてみましょう。もちろん真っ黒に燃えてしまった車や、灰になってしまった車はさすがに買取不能です。
最近は車から出火することは事故や火災以外ほとんどなくなりましたが、外車のスポーツカーなどはエンジン回りからの出火はまだ時々起こるようです。火災車両の場合はどの部分が残っているかということが重要となります。例えば上の部分が焼け落ちてしまっていても、タイヤやホイールが無事に残っていれば十分買取価格が付きます。
またハーネス類のショートなどによって一部が燃えてしまってもエンジンが問題なければ、修復して修復歴のある車として販売することもできます。一見だいぶ燃えている車でもあきらめずに、プロの事故車買取業者に査定見積もりの査定を受けてみましょう。想像以上の高い買取価格が付くこともあります。
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ハイブリッドカーの事故車買取について
最近はハイブリッドカーも多くなっています。トヨタだけでも国内販売シェアは、ほぼ15％と言われています。これからもどんどん増えることになっていくはずですが、それと同時にハイブリッドカーの事故車も増える一方です。ガソリン車と比べると価値のある部分は少し違います。
ハイブリッドカーの場合はエンジンとハイブリッドの駆動部分がとても重要です。周辺機器が事故の影響を受けているかどうかによって、買取価格は大きく左右されることに。ハイブリッドカーは海外にもどんどん輸出されているため、部品の需要は今後もっと高くなります。ハイブリッドのシステムや回生ブレーキなども、今後の需要が高まる部分です。
ローンが残っている車の事故車買取について
ローンが残っている車が事故車になってしまうという、残念な場合もあります。ローンが残っていると事故車買取はできないのでしょうか。ローンには購入した個人が、銀行や信金のローンを組んで購入した場合と、ディーラーとローンを組み、所有権はディーラーが持っているという場合があります。
個人が銀行や信金に対してローンを組んで購入した場合は、例え事故車を廃車しても、買取を利用して売ってしまっても特に問題はありません。ただ契約したとおりに今後残っているローンを決められた方法で払い続けることが必要になるだけです。商品である車がなくなってしまったのに、ローンだけ払い続けるのはむなしいもの。そこで事故車買取金をローン返済に充てて、一括で払ってしまうこともできます。
またディーラーなどが所有者となっている場合は、勝手に廃車や買取を利用することはできません。所有権を持っているディーラーなどと、きちんと話し合うことが必要です。もし処分をするとしても、所有者が行うことであり、ローン返済中の場合は勝手に事故車買取を利用することはできません。
